口臭がとれないのは舌苔や他にも原因が? 3つの対策を解説! 

口臭がとれないのは舌苔や他にも原因が? 3つの対策を解説! 

「口臭がとれないんだけど…」

「時々感じる独特なニオイがあって困っている」

「本当にどうにかしたい!」

「頑張ってケアしてるのに、口臭がとれないのはどうして…」

「口臭が取れないのには、舌苔にも原因があるの?」

と思っていませんか?

そこで今回は、

口臭の種類とニオイ別の原因

口臭を自分でチェックする方法

口臭がとれない…を対策する方法

について解説します。

この記事を読んで、「口臭がとれない」という煩わしい悩みを吹き飛ばしましょう!

この記事を書いた人:当サイト管理人denta

中学生の時から口臭に悩まされており、友人から「うわっ、お前の息臭くね!?」と言われたこともある。

それから口臭改善のために死に物狂いで対策法を探し出し、ついに改善方法を見つけ出す。

その方法を同じ境遇の人にシェアしたいと考え、当サイトを発足。

医療系の会社で勤務する中で得た医療の知識も交えながら、口臭を改善するための方法をわかりやすく解説している。

そんなわたしがオススメしている記事はこちら

口臭がとれない…その種類とニオイ別の原因

口臭には主に「生理的に起きる口臭」「病気による口臭」「心因性による口臭」の3つの種類があります。

ここでは、それぞれの口臭についてと、ニオイ別の原因を解説していきます。

生理的に起きる口臭

生理的口臭は誰にでも起きる口臭であり、起床時口臭、空腹時口臭、緊張時口臭などが考えられます。

これらの場合は唾液の分泌が減少してしまい、細菌が増殖しますが、歯磨きや積極的な水分補給で唾液の分泌を促すことで口臭は抑制できます。

また、精神的にリラックスるしているときは唾液の分泌が促進されるため、口臭を気にする必要はありません。

病気による口臭

病気による口臭は歯周病や歯垢が大量に付着しているなど、口腔内に何らかの問題が生じている時に起きる口臭です。

また、内科的な疾患(消化器、呼吸器などの病気や糖尿病)や鼻腔に疾患がある場合にも口臭が強まる傾向にあります。

例えば、歯周病になっている方は歯周ポケットに歯垢などが溜まりやすく口臭の原因になるため、病的口臭に該当します。

心因性による口臭

心因性による口臭とは、ストレスや疲労などのメンタルが原因で口臭が発生するタイプのものです。

また、自臭症(口臭症)という病気もあり、周りからしたらニオわないのに本人が過剰に自身の口臭を気にして思い込んでいるケースです。

このような方は医師から「口臭がない」と言われても納得することができず、最悪の場合はノイローゼになることも。

詳しくは下記の記事でも解説しているため、「自分にも当てはまるかも…」と思った方はチェックしておきましょう。

それって、口臭ノイローゼかも? 症状や処方箋について徹底解説!

ニオイ別の原因

ニオイによって、自分がなぜ口臭があるのかを判断することも大切です。

以下ではニオイ別で考えられる原因を解説しています。

腐敗臭

腐敗臭の場合は歯周病や虫歯の可能性があります。

虫歯の場合は歯に穴ができるとそこに食べカスや歯垢が溜まりやすくなり口臭を発します。

アンモニアのような臭い

アンモニアのような臭いがする人は肝硬変や肝臓ガンの可能性があります。臭いの特徴はし尿のようなにおいがします。

ドブのような臭い

排泄物やドブのような臭いの場合は、歯周病の可能性があります。

歯周ポケットに歯垢や食べカスが溜まりやすくなると、それらの臭いが混ざり、ドブのような臭いになっています。

歯周病に関しては以下の記事で取り上げているので、気になる方はチェックしてくださいね!

歯周病放置は口臭の元! 歯周病診断&原因や対策も解説!

とれない口臭をチェックする方法

「周りが鼻をつまんだり、顔を背け始めてから自分って臭いのかも…」

「でも、口臭って自分じゃ気づきにくい…」

って思い始める方も多いかと思います。

そんなあなたに、ここでは自分の口臭をチェックする方法を解説します。

①歯間ブラシ&デンタルフロスを使う

歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間を掃除しましょう。歯と歯の間は通常の歯磨きでは除去しにくいため効果的です。

これで「うわっ…!」とニオったら口臭があることになります。

多くの方は歯の表面を磨くことに集中していますが、大切なのは歯の間や歯茎付近の食べカスや歯垢を取り除くことです。

②口臭チェッカーを使う

歯科医院で行う口臭検査よりは質が落ちますが、市販の口臭チェッカーを使うことで口臭を数値で見ることができます。

以下の手順に従って、口臭チェッカーを使いましょう。

※以下の手順は一般的な口臭チェッカーの使い方であり、製品によっては仕様が異なる場合があります。

電源を入れる

電子音と共にカウントダウンが開始され、本体内部にある空気や湿気を除去するために4〜5回本体を振る

機械の準備が整うまでの数秒間口を閉じた状態にしておく

再び電子音が鳴ったら次に電子音がなるまで息を吹きかける

測定結果が画面に表示される

もう1度本体を振ってフタを閉じる

市販の口臭チェッカーは役立つの?

口臭チェッカーの中にあるガスを検知するセンサーは口臭だけでなく他の臭いにも反応する可能性があるため精度は落ちます。

「少し気になる」という方には良い製品ですが、口臭にかなり悩まされているのであれば口臭外来を受診するのも1つの手です。

③スプーンを舌で舐める

スプーンを舌で舐めた直後にその表面を嗅いでみてください。

ニオイを感じなければ口臭はないor舌ではなく、他に原因があると考えられます。ニオイを感じたら舌に原因がある可能性があります。

④コップやビニール袋に息を吐いて鼻で嗅ぐ

手順1.コップやビニール袋に息を吐く

手順2.吐いた息を嗅ぐ

これにより自分の息がどれくらい臭いのかが自分の感覚で知ることができます。

歯科医院に行って診てもらう

上記の方法でも「イマイチ分からない…」ということでしたら口臭治療を専門的に行っている歯科医院を受診することをオススメします。

口臭をしっかり改善するためにも、病院選びは大切です。

中でも中城歯科医院やバイオクリニック東京などでは無料で口臭測定を実施しているため、リスクはありません。

舌苔が原因で口臭が取れない!?

ここまで、自分の口臭をチェックする方法を解説しました。

口臭がとれないのは、様々な原因がありますが「舌苔」が原因とされていることもあります。

舌苔とは、舌の表面に白色または黄褐色、または黒色の苔(こけ)状に見えるものをいいます。

舌苔は舌の後方に付着することが多く、理由として奥の方にはくぼみがあり舌苔が溜まりやすくなってしまうからです。

舌苔がつきやすくなる原因

舌苔がつきやすくなる原因は「口腔内(口の中)の乾燥」「タバコやアルコールの過剰摂取」の2つであると考えられます。

①口腔内の乾燥

口腔内が乾燥していると、細菌の繁殖が行われやすくなる環境になり舌苔が付着しやすくなります。

喫煙やストレスを感じやすい、口呼吸の人は乾燥しがちなので、注意しましょう。

②タバコやアルコールの過剰摂取

タバコにおいては特に喫煙後に舌苔が付着しやすくなります。喫煙によって舌に付着したタールによって舌が臭うことがあります。

アルコールに関しても注意しましょう。アルコールは肝臓の働きによってアセトアルデヒドという有害物質に分解されます。

口の中のアセトアルデヒド濃度が高いと舌苔がつきやすくなってしまいます。

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の研究グループは、「舌苔の面積と口の中のアセトアルデヒド濃度の関係」についての研究をしていました。

研究結果では、舌苔の付着面積が大きい人は、付着面積が小さい人に比べ、口の中のアセトアルデヒド濃度が高くなることを明らかにしています。

「口臭がとれない…」を対策する3つの方法

ここまで、舌苔が原因で口臭が取れないことについて解説しました。

ここからは、「口臭がとれない…」という悩みを一掃する対策について解説します。

①デンタルフロスや歯間ブラシを使う

デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯の間で歯垢や食べカスの増加を防ぎ、口臭を抑えます。

②舌スクレーパーや舌ブラシで舌苔除去

口臭がとれない1つの原因として、舌苔があります。その場合は舌スクレーパーや舌ブラシを使って場合は除去しましょう。

実際、「微生物負荷と味覚に対する舌洗浄器具の影響」という2週間に及ぶ舌スクレーパーと舌ブラシを使う研究では、使う前と後では、後の方が舌苔量の減少と同時に味覚の改善が見られました。

このように、舌のケアをすることで口臭の改善につながります。

舌苔を除去する際のポイントは2つあります。

①起床直後に行う

起床直後が舌苔の量が一番多いため、そのタイミングで行いましょう。

②舌を前に出して奥の方を磨く

舌苔は奥の方に溜まりやすいので、そこを除去するために舌を前に出しましょう。

注意! 磨きすぎると舌の機能を傷つけてしまうことも…

舌の磨きすぎには注意しましょう。

味を感じる器官である「味蕾」を傷つけてしまい、味覚に障害が出る可能性があります。

③歯科医院で診てもらう

歯科医院で診てもらうのもアリですね。

特に深刻に悩んでおり、ニオイが原因で「職場での人間関係がギクシャクしている」という方は受診することをオススメします。

単なる思い込みの可能性も

周りの反応に過剰になりすぎて、「自分には口臭がある」と思い込んでいる可能性もあります。ひとりで悩まず、歯科医師に相談してみましょう。

【まとめ】「口臭がとれない…」だけで終わらせないで!

いかがでしたか? 今回の内容をまとめると…

●口臭には3種類あり、ニオイ別にも原因がある

●口臭が取れない原因は舌苔にもある

●口臭がとれなくて困っているなら、歯科医師に相談する

となります。ニオイをそのままにしておくと、あなたの人間関係にも影響が出てくるため、早めの対処をオススメします。

そのためにも口臭治療を行っている歯科医院で診てもらうことで口臭が改善されます。

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

記事内参考資料・文献

Impact of tongue cleansers on microbial load and taste.
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov
/pubmed/15191584)

舌苔の微細構造に関する観察
(https://www.jstage.jst.go.jp/
article/koubyou1952/73/1/73_1_26/_pdf/-char/ja)

舌苔スコアによる口臭スクリーニングの有効性に関する研究
(https://www.jstage.jst.go.jp/
article/jdh/52/1/52_KJ00003929515/_pdf/-char/ja)

舌表面の汚れはアセトアルデヒドの発生源
(https://www.okayama-u.ac.jp/
tp/release/release_id280.html)